アスベストの危険性と解体の流れ、注意点をご紹介!

館山、南房総、鋸南、鴨川、富津、勝浦の解体工事・家屋解体なら有限会社吉田興業へ!アスベストは今でこそ使用禁止になっていますが、まだまだアスベストが使用されている建物は残り続けています。そのため、現在住んでいる家や住んでいた家にアスベストが使用されているといったことも、大いにあり得ることです。そこで今回は、さらに分かりやすくアスベストの危険性やアスベストが使用されている建物の解体の流れ、注意点について解説します。

 

アスベストの危険性

 

アスベストを吸い込むことにより、様々な病気の原因になります。しかし、アスベストは非常に小さな物質となっているため、目視での確認が不可能です。そのため、気付かずに吸い込んでしまうことも多く、肺がんや悪性中皮種などの病気を知らないうちに引き起こします。

 

アスベストの危険性は高いため、アスベストが使用されている建物の解体工事は進みつつあり、2040年頃をピークにアスベストを含む建物の解体は終わりを迎えると予測されています。

 

アスベストを使用した建物の解体の流れ

 

アスベストを使用した建物の解体の流れは、以下の通りです。

 

 1.建物の事前調査

解体業者がアスベストを使用した建物の現地調査を工事の前におこないます。事前調査結果は、書面にて報告する必要があり、資料としての保管も求められます。また、工事場所にも提示しなければならないため、建物解体を行う際には事前調査は必要です。

 

 2.必要書類の提出

解体工事をするためには、必要書類の提出が求められます。書類内容や提出期日などは、届出が必要な書類によって異なります。書類をスムーズに提出し、解体工事に素早く入れるように事前に準備しておくことをおすすめします。

 

 3.近隣住民への告知

解体工事前には近隣住民への告知が必要です。告知の際には「石綿ばく露防止対策等の実施内容」を作業場所の確認しやすい場所に置く必要があります。他にも、石綿使用の有無や適切な届出行っているかどうかの明示なども必要になるため、求められている内容が記載されているか確認しておきましょう。

 

 4.足場の組み立てと飛散防止剤をまく

解体工事前に、アスベストの飛散を防ぐための足場と養生シートを設置します。また、アスベストを使用した建物の解体工事では、飛散防止剤が使用されます。場合によっては、水硬性セメントが使用されることも多くあります。

 

 5.アスベストの除去、袋詰め

アスベストを除去した後、プラスチック袋で密封し、保管します。アスベストの保管時には、プラスチック袋が廃棄物であることの明記が必要です。また、除去したアスベストを圧縮し、容積を半分近くに縮小させることもあります。

 

6:周辺のアスベスト除去作業

最後に、器具に付着したアスベストを除去します。さらに、作業場を清掃し、足場や養生シートも撤去します。除去したアスベストを廃棄する際、産業廃棄物処理業者に委託し、適切な処理の方法で処分されているかの確認が必要です。適切に処理されているかどうかを確認するマニフェストの保管が5年間求められるため、失くさないようにしましょう。

 

アスベストを使用した建物解体の注意点

 

アスベストを使用した建物解体は、人の身体に大きな被害をもたらす危険性があるため、実績のある業者に依頼することが重要です。特に、石綿作業主任者や特別管理産業廃棄物管理責任者などの資格を有している業者であれば、アスベストを使用した建物解体も安心して任せられます。

 

また、余分な工事費用を支払わないためにも、相見積もりを取りましょう。1社だけに限定し依頼してしまうと高額費用を請求される恐れがあります。費用相場をしっかりと把握し解体工事の依頼を行いましょう。

 

いかがだったでしょうか。アスベストが使用されている建物は、人体や環境に有害です。そのため、一刻もはやくアスベストが使用されている建物の解体が求められます。とはいえ、解体工事には費用がかかるため、慎重に検討する必要があります。

弊社では解体工事に関するご相談やご依頼について対応しています。解体工事についてお困りの方は是非一度弊社までご相談ください。館山、南房総、鋸南、鴨川、富津、勝浦の解体工事・家屋解体なら有限会社吉田興業へ!

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